特集 新型コロナウイルス感染症への対応

基本的な考え方

当社では、従来から従業員、お客様、取引先、株主等、様々なステークホルダーの利益を考慮し、適切に協働するよう努めています。新型コロナウイルス感染症対応に関しても、各ステークホルダーの皆様の安全確保と感染拡大の防止のため、様々な対応を行いました。

当社グループの事業・サービスを支える人々を守るための取り組み

当社グループは、すべての役職員が心身ともに健康で活き活きと仕事に取り組むことが企業の持続的成長につながる「ウェルネス経営」を目指しています。この考え方に基づき、従業員・関係者・取引先の安全を第一に考え、様々な施策を講じております。
 

具体的な取り組み事例

・コア業務に指定した以外の従業員は自宅待機・在宅勤務を導入
・休校となる子を持つ従業員への特別休暇付与
・自宅待機期間中の自己研鑽のための様々な研修メニューを用意
・管理人の給与保障などのサポート
・開発物件においては、柔軟に工期見直しを図り、請負側の安心・安全の確保に最大限の配慮

従業員への対応について詳しくはこちら
「従業員の健康と安全の追求」

お客様、取引先などの様々なステークホルダーへの対応について詳しくはこちら
「リスクマネジメント」

子どもが休校期間中の
当社グループ社員の在宅勤務風景

事例1:安全・衛生基準を満たした運営

ホテル事業における取り組み

新型コロナウイルス感染症の拡大局面における営業時は、お客さまそして従業員の感染リスクを抑えるため、2020年1月末より、業界では先駆けて、フロント・レストランスタッフが全員マスクを着用して施設運営を行いました。また、国内業界団体のガイドラインなどに基づいたグループホテルの「共通安全・衛生ポリシー」を策定しました。加えて世界最大級の試験・検査・認証機関であるビューローベリタスが定めた、国際的な安全・衛生基準を満たす施設に全世界共通で発行される“SAFEGUARD(セーフガード)ラベル”を日本国内のホテルとして初めて取得しました。本ラベルの取得により、当社グループホテルの安全・衛生対策に対する評価を実感できたと同時に、取得に向けた取り組みを通じて、これまで以上に従業員が一丸となってお客さまに安心・安全を提供しようとする意識が醸成できました。

野村不動産
都市創造事業本部
川辻 彰
マスクを着用した接客
施設の消毒の徹底

事例2:入居者の皆様の健康な暮らしの維持

サービス付き高齢者向け住宅 OUKAS(オウカス)における取り組み

新型コロナウイルス感染症の影響下、安心・安全な生活環境を最優先とし、その中でも入居者の皆さまが健康な暮らしを維持できるように施設運営を行いました。具体的には館内消毒・換気の徹底、食堂の運用変更(対面着座禁止)、健康管理サービスの運用変更(集団プログラム→個別プログラムへ切替)などの感染症対策を講じ、食事と運動環境を提供しました。また、運営スタッフを2チームに分けることで、感染防止対策を講じた業務体制を整備するなど、従業員の健康面に対しても充分な配慮を行いました。現在、健康管理サービスは、WEBも併用したプログラムへの変更や参加ルールの設定など対策を講じた上で集団プログラムも再開し、感染症対策とサービス提供を両立するさまざまな取り組みを行っています。

野村不動産ウェルネス
オウカス船橋支配人
中村 康朋
オンラインヨガレッスンの風景
施設内へのオンライン放送
コロナ対応の写真

事例3:Well beingの追求

フィットネスクラブMEGALOS(メガロス)における取り組み

緊急事態宣言の発出により、フィットネスクラブの営業を休止せざるを得ない状況の中でも、webを活用した自宅でできるトレーニング動画やオンラインライブレッスンの配信、キッズ会員向けにコーチからお手紙を送付しコミュニケーションを図るなど、新たな方法でのサービスの提供やゲストとのつながりを大切にしてきました。また、従業員向けには、休業期間中にお客さまへのさらなるサービス提供を目指しオンライン研修を実施しています。営業再開後は、館内における除菌・清掃に加え、抗ウイルスコーティングの施工や抗ウイルスフィルターの導入、エントランスにおける自動検温器の設置など、独自の取り組みを通じて、お客さまが安心して来館できる環境の整備を進めています。

野村不動産ライフ&スポーツ
メガロス草加店支配人
山崎 麻美
Webレッスンの導入
インストラクター・キッズ会員の手紙やり取り

サステナビリティ