複合開発

Mixed-use development

事業領域

  • 住宅、商業などの複合開発事業
  • エリアマネジメント事業
  • など

事業紹介

当社グループでは、マンションやオフィス、商業施設、ホテルなどの開発をはじめとしたハードとしての街づくりに加え、個人や団体、学校や企業など多様な人々によるソフトとしての連携基盤を有する街づくりを目指します。

BE UNITED構想 (野村不動産グループの街づくり構想)

私たち野村不動産グループの街づくり構想は“自分たちが暮らす街への愛着や誇りが、街をより良く育んでゆく原動力になる”という「シビックプライド」の考え方を基に生み出されています。
マンション事業などを通じて培われてきた“地域や住民の声を聞く力”を発揮しながら地域密着・住民が主体の街づくりを行っています。

街づくりの歩み

野村不動産グループが掲げる「BE UNITED構想」は、「ふなばし森のシティ」が転機となり生み出され、その後第1号案件の「プラウドシティ日吉」、第2号案件の「亀戸プロジェクト」そして「BLUE FRONT SHIBAURA」へと繋がります。

ふなばし森のシティ(2014年竣工)

先進技術の採用と住民参加型の街づくり

17.6haの工場跡地再開発である本計画は、船橋市により地区計画が策定され、緑にあふれ、多世代の暮らしを豊かにする街を目指し進められました。約1,500戸の住宅に加え、商業施設、医療施設、保育施設を備え、道路と5つの公園・緑地を配置し、新たにこの街に住まう住民だけでなく周辺地域にも貢献するような計画としています。

街づくりのコンセプトは「スマートシェア・タウン構想」。先進の技術や知識、IT ネットワークを活かしながら、環境に配慮し、人と人をつなげる街づくりを目指しました。
この街づくりが評価され、フランス政府が推進する、持続可能なまちづくりに係る模範的な事業に与えられる認証制度「エコカルティエ認証」の最高ラベル「ステップ4」を、フランス国外では世界で初めて受賞しました。

エコカルティエ認証とは

持続可能なまちづくりによって質の高い暮らしを実現することを目的に、模範的な事業に対してフランス政府住宅・持続的居住省が認証するものです。「ふなばし森のシティ」は、2016年にステップ3を、2022年にステップ4を取得いたしました。

「ステップ4」取得にあたって評価された点

2022年12月14日、パリで実施された認証式典での様子

「ステップ4」取得にあたって評価された点

  • ・評価と改善の継続的なプロセスが行われていること
  • ・プロジェクトが地域および開発者の双方に対し行動の変容と意識の変化をもたらしたこと
  • ・住民の皆さんの活力が感じられること
  • ・共に生きる事やインクルージョンに重点を置いた生活の質を向上させるための取組み
  • ・防災に関する熱心な取組み

プラウドシティ日吉(レジデンスⅠ 2020年竣工・レジンデンスⅡ 2021年竣工・レジデンスⅢ 2022年竣工)

多世代対応・多機能集約型の大規模な街づくり

“人生100年時代の住みたい街”をテーマに、多世代対応・多機能集約型の大規模な街作りを実現。総敷地面積5.4hにレジデンス棟3棟・地域貢献施設・商業施設・健康支援施設・サービス付き高齢者向け住宅を擁し、小学校と隣接する大規模複合開発物件。

野村不動産グループのエリアマネジメント

コミュニティの形成・活性化によって地域や街の価値を高める「エリアマネジメント活動」の一環として、地域住民の方々が主体となって活動する仕組み「Be ACTO」を支援・推進しています。活動やイベントの拠点となる「場」、仲間づくりをお手伝いする「人」の提供などを通じて、地域活性化をサポートしています。

KAMEIDO PROJECT(2022年竣工)
経済産業省「超高層ZEH-M実証事業」※プラウドタワー亀戸クロス ゲートタワーのみ

地域の方々に20年にわたり愛され続けてきた商業施設「サンストリート 亀戸」跡地に誕生した、住宅・商業施設・教育施設の大規模複合開発。開発にあたり目指したのは、愛着が詰まった土地を受け継ぎ次世代につなぐこと。その実現 に向け、地域の方々の声に真摯に耳を傾け、街区計画の段階か ら「街づくり協議会」を通じて多くの対話を続け開発に活かしました。

  • カメクロステージ

    地域の方々が集い、交流する場としての機能を担う「カメクロステージ」。
    住民以外も利用できる広場を設置し、地域の方々が交流できる場を提供しています。

  • カメクロ横丁

    古き良き下町をイメージし、下町ならではの食文化を活かして賑わいを創出する「カメクロ横丁」。地域住民も利用できるコワーキングスペースも設置しています。

  • まちをみるめ

    地域社会と共に成長する街づくりへの仕掛けの一環として、地元小学校で行う授業プログラム「まちをみるめ」を、事業敷地に隣接する区立第二亀戸小学校において実施しました。「まちをみるめ」プロジェクトとは自分以外の他者の「みるめ(視点)」になって街を観察する教育プログラムです。

BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)
国家戦略特別区域計画の特定事業

東京湾岸部の景観を一新するオフィス・ホテル・商業施設・住宅の一体開発

区域面積約4.7ha、延床面積約55万㎡の、オフィス・ホテル・商業施設・住宅を含む、大規模複合開発。世界的建築家 槇文彦氏を設計者に迎え、東京湾岸部の新たなシンボルとして、国際ビジネス・観光拠点を創出します。

  • S棟上層階は日本初進出のホテルブランドを予定。ラグジュアリーホテルは、オフィスフロアと連携し、様々な付加価値を提供します。都内有数のバンケットホールや、スペシャリティレストランは多様なビジネスシーンをサポートします。

  • 最新の省エネ技術と自社施設などでの創電を通じて街区全体でCO₂排出量実質ゼロの実現を掲げ、さらに、地震や停電、水害などへの対策を施すことで、事業に必要な機能を維持し、しなやかに回復する街づくりを目指します。

  • エリア全体の賑わいを創出する関連事業として日の出ふ頭小型船ターミナル「Hi-NODE(ハイノード)」を整備。東京の更なる国際競争力の向上に貢献すべく、未来につながる街づくりに取り組んでいます。

野村不動産グループは、本社機能を2025年「BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)」S棟へ移転

野村不動産グループの2030年ビジョン「まだ見ぬ、Life & Time Developer へ」の実現に向けて、その基盤となる組織、そして社員一人ひとりが継続的に成長していく必要 がある考えています。そこで、本社移転を通じて、「BLUE FRONT SHIBAURA」が有する高いポテンシャルを活かし、これまで以上にチャレンジングな組織風土の醸成と組織と社員のパフォーマンスの最大化を目指していきたいと考えています。

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