当社グループは、2012年5月より、茨城県筑波山麓において開始した「かやぶきの里プロジェクト」で収穫した米の一部を、福島の親子のための保養キャンプに寄贈しました。
この保養キャンプは、ボランティア団体「母ちゃんず」が、年に3回、福島県在住の親子を神奈川県内の施設に招いて行うもので、短期間でも自然の中で遊び、安全な食事をすることによって、心身の健康を回復してもらうことを目的として行っています。
なお、「かやぶきの里プロジェクト」は、筑波山麓グリーン・ツーリズム推進協議会、地元NPO法人、つくば市、筑波大学と野村不動産が行う産官民学共同プロジェクトで、「2013年度グッドデザイン賞」三部門を受賞し、(①住宅・住宅設備 ②個人によるNPO活動、コミュニティ活動、社会貢献活動 ③社会貢献活動、国際貢献活動)、ベスト100に選出されました。過疎化や少子高齢化が進む農村と都市生活者をつなぎ、里山文化の継承や、都市部の子どもたちに環境教育を行うことなどを目的としています。
今回のお米は、野村不動産の社員とその家族、分譲マンション「プラウド」の居住者、PMO(プレミアム・ミッドサイズ・オフィス)のテナント企業が協力して収穫しました。
ステークホルダーのコメント
「母ちゃんず」は、幼児園「つちのこくらぶ」に通う子どもたちの保護者有志が立ち上げたボランティア団体です。キャンプ開始時には熱を出したり、元気のなかった子どもも、自然の中で思い切り遊ぶうちに、健康を回復していきます。頂いたお米は大変おいしくて、子どもたちもたくさんおかわりをしていました。このように直接的にも間接的にも、さまざまな方が関わってくれていることが、福島の方たちの励みになっています。
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