地域・社会貢献

考え方・方針

野村不動産グループは、不動産の開発・建築から運営・管理にいたるまで、長期間にわたり地域コミュニティとのつながりの中で事業を行っています。
そのため、社会に必要な取り組みについて対話を通じて確認し、貢献していくことは、企業市民としての責務であるとの考えのもと、地域・社会貢献を行っています。
こうした地域・社会貢献の活動を進めることは、中長期経営計画において重点テーマとする「地球環境・地域社会の未来を見据えた街づくりとコミュニティ形成」を実現するものと考えています

地域社会への貢献

かやぶきの里プロジェクト

野村不動産は、農村と都市生活者をつなぎ、都市部の子どもたちへの環境教育を行うことなどを目的として、筑波山麓において環境に優しい米づくりを行っています。
当プロジェクトは、筑波山麓グリーン・ツーリズム推進協議会、つくば市、筑波大学との産官民学共同プロジェクトとして開始したもので、当社グループの従業員やテナント企業も参加し実施しています。

かやぶきの里プロジェクト

「国連難民支援キャンペーン」を支援

当社グループは、国連UNHCR協会が実施する「国連難民支援キャンペーン」に対し、施設を無償提供することで、その活動を支援しています。このキャンペーンは、難民のためのワクチンや居住用テントの購入を行うための寄付を募るもので、2019年度は、総支援者56名、年間157.2万円相当の寄付をいただきました

青少年育成サポート

「キャリア大学サマークラス」に参画

野村不動産は、青少年のキャリア形成をサポートすることを目的として、NPO法人キャリアクルーズが主催する「キャリア大学サマークラス」に参画しています。当クラスでは、大学1・2年生を対象に、不動産開発体感ゲームや物件視察などのプログラムを提供しています。2019年度は「街をつくり、幸せをつくる」をテーマに、街づくり体験ワークショップなどを実施し、参加者の満足度が高い企業に贈られる「優秀賞」を受賞しました。

「キャリア大学」
NPO法人キャリアクルーズが主催する、大学生のキャリア形成をサポートする取り組み。趣旨に賛同する企業や省庁などが、それぞれの専門分野において教育講座を提供する。

インターンシッププログラムの実施

野村不動産は、大学生・大学院生を対象にインターンシッププログラムを提供しています。

■現場配属型プログラム

当プログラムでは、商品企画や営業同行など、不動産実務を体験する機会を提供しています。2019年度は、東京本社にて2日間実施し、約60名の学生が参加しました。

■ディベロッパー模擬体験プログラム

当プログラムでは、ディベロッパーの仕事や当社グループの街づくりで大切にしていることについて伝えています。2019年度は、東京本社にて5日間実施し、約240名の学生が参加しました。

大学と連携したキャリアサポート

当社グループは、大学と連携し、青少年のキャリア形成を支援するプログラムを提供しています。

■東京大学経済学部「産業事情」講義:「不動産業の未来」

当社グループの役職員が、経済学部3・4年生を対象に、不動産業の「歴史・現在の市場および事業・未来の展望」について、現業の立場からさまざまな実例を中心にした講義を提供しています。

「産業事情」
東京大学で長年開講されている、経済学部の履修科目であり、近年では、学生に実務家の観点から産業動向を学んでいただくことを主眼に、毎年2企業が2年間講義を運営しています。

■立教大学

当社グループの従業員が、大学1・2年生を対象に、不動産開発体感ゲームや物件視察を行い、ディベロッパーの仕事を伝え、社会で働くことや将来のビジョン形成について考える場を提供しています。

■明治大学「フューチャースキル講座

当社グループの従業員が、大学1年生を対象に、不動産事業の実践講座を行っています。2019年度は、野村不動産が開発しているプラウドシティ日吉プロジェクトを事例に、「今後20年続くエリアマネジメントの仕組み」を議論していただきました。

「フューチャースキル講座」
大学1年生を対象としたPBL(Project Based Learning)型の実践授業です。授業では、実際のビジネスの現場で直面するような問題が課題として取り扱われます。

地域小学校と特別水泳教室を共同開催

野村不動産ライフ&スポーツは、設立30周年を記念した2019年度に、スポーツを通じて地域全体で子どもの成長をサポートする環境づくりや子ども向けのスポーツ普及を目指す活動である「こどもみらいプロジェクト」を開始しました。同プロジェクトにおいては、幼稚園・保育園児対象の水慣れイベントを実施しました。また、地域の小学生を対象として、水難事故防止のための「着衣水泳教室」を2010年度より実施しています。2019年度は、650名が参加しました。
ほか、昨年度は気温上昇や天候不良などにより、上記学校での水泳指導をする機会が減少してしまったことを受け、新たな取り組みとして水泳のスクールに通っているかどうかで、子どもの間で泳力に差が出てきている実態を解消するため、運営するスポーツクラブ「メガロス」のある地域の近隣小学校と共同で、「泳ぎが苦手」な子ども向けに特別水泳教室を実施し、これまでに延べ344名の児童が参加しました。今後は、幼稚園、保育園とも共同開催を検討しており、引き続きスポーツ・運動を通じた地域社会・街づくりに貢献していきます。

幼稚園児・保育園児対象の水慣れイベント

「着衣水泳教室」参加人数の推移

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
参加人数(名) 977 2,478 1,605 650

メガロス「こどもみらいプロジェクト」発足

喘息の子どものための水泳指導を実施

野村不動産ライフ&スポーツは、2014年度より名古屋市の依頼を受け、「メガロス千種」で、喘息の子どものための水泳指導を行っています。2019年度は26名の児童が水泳を体験しました。

「こども110番の家」活動への協力

野村不動産アーバンネット(現:野村不動産ソリューションズ)は、子どもの安全を守り、地域に親しまれる店舗を目指し、東京都内の「野村の仲介+」14店舗において、「こども110番の家」活動を開始しました。
子どもたちが不審者に声をかけられるなど、身の危険を感じた時に、駆け込める緊急避難場所として店舗を提供し、必要に応じて、保護者や警察に連絡を行います。

スポーツ支援

日本障がい者スポーツ協会(JPSA)オフィシャルパートナー

野村不動産ホールディングスは、「スポーツの価値を誰もが享受できる社会の実現に向けて、共生社会の創造を目指す」という公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA)の理念に賛同し、オフィシャルパートナー契約を締結しています。
JPSAの詳しい活動についてはこちらをご覧ください

障がい者スポーツ支援

野村不動産ライフ&スポーツは、川崎市と「パラアスリート育成における施設利用協定」を締結し、練習場所の提供などを行っています。また、行政と連携し、障がい者水泳教室や知的障がい者向け指導者養成講座を実施しています。従業員にはCPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)日本代表選手1名、デフサッカー(聴覚障がいサッカー)日本代表選手1名が所属しており、大会時には特別休暇と特別報奨金制度を適用しています。
野村不動産パートナーズは、車いす陸上競技の西 勇輝選手(T54クラス 東京アスリート認定選手、2019年日本パラ陸上競技連盟強化指定選手)の雇用をはじめ、活動支援を通じて障がい者スポーツ全体への理解促進とパラスポーツの支援を行っています。

CPサッカー日本代表 浦 辰大選手(右)
西 勇輝選手

東京都スポーツ推進企業に認定

野村不動産パートナーズと野村不動産ライフ&スポーツは、昨年度に引き続き、令和元年度「東京都スポーツ推進企業」に認定されました。平成28年度から4年度連続での認定になります。この制度は、東京都が、従業員のスポーツ促進やスポーツ分野における支援を実施している企業を認定するものです。また、野村不動産ライフ&スポーツは下記のような取り組みが評価され、令和元年度において、特に社会的な影響や波及効果の大きい取り組みを行っている企業が選定される「東京都スポーツ推進モデル企業」の「支援部門」に、スポーツクラブ業界で初めて選定されました。

【主な取り組み】

  • 運動好きで心の強い子どもの育成と、保護者や地域・学校の課題解決に取り組むための
    「こどもみらいプロジェクト」の推進
  • 地域連携の健康増進企画や健康づくり事業として自治体との連携協定
  • パラアスリートの雇用と支

実績

推進への取り組み

地域・社会貢献支出額

注釈がない場合、報告対象範囲は当社グループになります。

2017年度 2018年度 2019年度
現金による寄付※1(万円) 1,000 1,000 1,000
マネジメントコスト※2(万円) 7,241 6,849 6,458
総額(万円) 8,241 7,849 7,458

※1 現金による寄付は、日本障がい者スポーツ協会への協賛費を開示しています。
※2 マネジメントコストは、主な当社グループ保有施設で実施した地域貢献に即した各種イベント費用などを開示しています。