



地球をひとつの生命体として捉えたとき、
私たち一人ひとりは、
それを構成する細胞の
一つひとつといえるかもしれません。
そして、毎日の過ごし方やつくり出した
建物の数々は、
その大きな生命に作用し続けています。
だからこそ、私たちの日々の営みは、
地球をよりよい環境でつないでいくもの
でありたいと思うのです。
野村不動産グループは、
2020年8月から「2050年のありたい姿」を
検討してきました。
私たちにできることは何だろう。
社内の若手から経営層、社外の様々な
ステークホルダーの声を
集め、ひも解き、築き直すことで、
人間・自然・未来のために私たちが事業で
貢献できることをもう一度考えました。
2050年の
ありたい姿
生まれたのが、
「Earth Pride 地球を、つなぐ」
私たちならではのサステナビリティのあり方、
進むべき道を示す指針となる言葉です。


この言葉は、私たちが大切にしていくべき
「人間らしさ」「自然との共生」「共に創る未来」の
3つのテーマをベースにしています。


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人間らしさ
テクノロジーがますます発展し、
人々の暮らしと融合する世の中において、
人間の存在意義や
人の幸せとは何かを問い続ける。
人と人がお互いを支えつながり合う、
人間らしい暮らしを提供し、
誰ひとり取り残さない
社会の実現に貢献する。 -
自然との共生
未来を生きる子どもたちと
自然豊かな地球のために、
人間の経済活動をもう一度見つめ直し、
本来あるべき美しい環境との
共生を実現する。
地球の限りある資源を大切にしながら、
自然と人間との関係を
より良いものへと変えていく。 -
共に創る未来
多種多様な組織・人が共に手をとりあい、
それぞれの枠を超えて
今までにない価値を生み出す。
そして、
背景や価値観の異なる人々が
個性を活かし合う創造的な社会をめざし、
暮らし・ビジネス・働き方において、
常識にとらわれず挑戦し続ける。
野村不動産グループは、事業性と社会性をひとつのものとしてとらえ、事業活動において、配慮すべき社会課題やステークホルダーの皆さまの期待に向き合い、サステナビリティの取り組みを推進しています。
これらを実現するために、
「社会と社員」と
「気候変動と自然環境」に向き合い、
カタチにしていきます。

2030年までに
取り組むこと

2050年のありたい姿を実現するために、
2030年までに優先して取り組むべき課題として、
「ダイバーシティ&インクルージョン」「人権」
「脱炭素」「生物多様性」「サーキュラーデザイン」の5つを特定しました。
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プラウド練馬中村橋マークス -
野村不動産グループが保有する
「つなぐ森(東京都西多摩郡奥多摩町)」の中を流れる寸庭川 -



まず、同じ環境を共に生きるすべての人に向けて、
それぞれの個を尊重し、認め合い、受け入れ、活かしていく、
「ダイバーシティ&インクルージョン」「人権」を意識した
日々の環境づくりを基礎とする。
その上で健やかな地球環境を実現すべく、
住宅、オフィス、商業施設、物流施設などの
開発や関連サービスの提供を通じて
「脱炭素」「生物多様性」「サーキュラーデザイン」を
成し遂げていきます。