適切な資源利用と汚染防止

考え方・方針

グループ方針(環境)

グループ方針で掲げた考えの下、街づくりにおいて生じる自然資源の枯渇、廃棄物による汚染を社会課題と認識し、関連するステークホルダーの協力の下、廃棄物排出量の削減や適切な化学物質の管理、持続可能な資源利用を通じて、環境負荷の低減と資源利用の効率化を目指しています

マネジメント

目標・実績

目標

当社グループは、適切な資源利用と汚染防止を進めるために次の2つの目標を掲げています。

目標1.廃棄物排出量削減
目標2.国産・FSC認証木材使用の促進

実績

実績1.廃棄物排出量(当社グループ)

2018年度 2019年度 2020年度
廃棄物排出量
(t/年)
6,832 6,593 5,112
原単位排出量
(kg/m²・年)
4.867 5.159 3.047

2018年度は125施設1,403,672m²、2019年度は121施設1,278,147m²、2020年度は106施設1,677,683m²を対象としています。

実績2.国産・FSC認証木材使用の促進

当社グループは、違法伐採による生態系のバランスの崩壊や地域社会への影響等のリスクを低減するため、「野村不動産グループ 調達ガイドライン」を策定し、資源の持続可能な利用および木材使用について定めています。

取り組み

環境負荷物質に関する対応

当社グループは、土壌汚染や化学物質による環境への負荷と健康被害を防止するため、適切な対応を行っています。

土壌・水質汚染に関する対応

当社グループは、用地の取得にあたり、過去の利用履歴を調査し、土壌汚染の疑いのある場合は、専門家による土壌調査を実施します。土壌汚染が確認された場合、土壌汚染対策法など関係法令に基づき、汚染物質の除去・封じ込めなど適切な処置を行っています。
また、同様に水質汚染に関しても、問題が確認された場合、適切に対応しています。

化学物質の適正管理と使用量削減

当社グループは、分譲住宅やオフィスビル・商業施設などの開発にあたり、「設計基準」「品質マニュアル」に基づき、ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆(フォースター:最上位規格)の建材を使用しています。
また、施工会社に「品質管理チェックシート」の提出を義務付け、さらに、竣工時に「住宅の品質確保の促進等に関する法律」において特定測定物質に指定されている5物質(ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン)の測定を実施し、適切な品質管理を行っています。

アスベストの適正措置と継続監視

当社グループは、解体工事に伴い発生する有害化学物質のアスベスト(石綿)は、囲い込みなどの適正措置、もしくは第三者機関による濃度測定や吹き付け状況調査を定期的に実施し、問題がないことを継続的に監視しています。

廃棄物排出量削減と適正な管理

当社グループは、長寿命・高耐久素材の採用や、適切な管理・修繕計画により、建物の長寿命化を図っています。また、商品・サービスのライフサイクルを通じた廃棄物排出量削減やリサイクル率の向上を目指しています。

「アトラクティブ30」「re:Premium(リ・プレミアム)」

当社グループは、分譲マンション事業において、大規模修繕の長周期化に取り組んでいます。

大規模修繕の長周期化への取り組み

既存マンションの再生

当社グループは、築年数が経過したマンションを新たな価値を持つ住宅に再生する取り組みを進めています。「プラウド上原フォレスト」は、築30年以上経過したマンションに居住性能を高めつつ最新技術による余剰容積を活用した増築などを行い、民間デベロッパーでは初めて、築年数が経過したマンションにおいて長期優良住宅認定を取得しました。また、第三者評価機関から65年の耐用年数が証明されました。

ニュースリリース

廃棄物の削減および再利用

当社グループが運営する「NOHGA HOTEL(ノーガホテル)」では、バスアメニティの個包装不使用、植物繊維由来の生分解性竹ストローの使用などによるプラスチックの削減、革や和服の端切れを再利用したネームプレートやチーフを使用するなど、廃棄物の削減および再利用に取り組んでいます。

バスアメニティの個包装不使用
バスアメニティの個包装不使用
革の端切れを再利用したネームプレート
革の端切れを再利用したネームプレート

NOHGA HOTEL 地球環境への取り組み

サプライヤーとの協働

当社グループは、資源使用に関してサプライチェーン全体で適切な管理を目指しています。そのため、「野村不動産グループ 調達ガイドライン」を策定し、サプライヤーの皆さまとともに、環境負荷の低減に取り組んでいます。

【野村不動産グループ調達ガイドライン(関連部分抜粋)】
有害化学物質について、適正な管理を行うとともに、使用量の低減に努める。
廃棄物の削減と適正な管理に努める。
原材料調達において、生物多様性保全と資源の持続可能な利用に配慮する。特に木材について、違法伐採された木材が使用されないよう適切な注意を払うとともに、再生材、認証材などの持続可能な方法で生産された木材を活用するよう努める。

全文はこちらをご覧ください

国産木材の活用

野村不動産は、生物多様性保全と資源の持続可能な利用の取り組みの一環として、国産・FSC認証木材を積極的に活用しています。分譲マンション「PROUD(プラウド)」では、今後建設の際は、共用部の内装には原則国産木材を使用し、オフィスビルブランド「H¹O(エイチワンオー)」では木造ハイブリッド構造の導入を進めています。
国産木材の活用は、お客さまへのより快適な住環境の提供だけでなく、建設時のCO2の削減、森林サイクル保全による自然災害の防止にもつながっています。

ニュースリリース(住宅事業の取組み) ニュースリリース(都市開発事業の取組み)

国産木材を使用した木造共用棟 飛鳥山レジデンス(完成予想パース)
国産木材を使用した木造共用棟 飛鳥山レジデンス(完成予想パース)
H¹O外苑前(完成予想パース)
H¹O外苑前(完成予想パース)

サステナビリティ