賃貸事業においては、売上高は928億円、2014年3月期と比べ、69億円の減収、営業利益は244億円、23億円の減益となりました。これは主に、収益不動産の売却が減少したこと、及び浜松町ビルの賃料収入の減少等によります。
左下の空室率の推移については、第3四半期末で空室率(全国)は7%まで上昇しましたが、浜松町ビルのリーシングが順調に進められており、期末時点では4.5%まで回復しております。
右下のグラフは、収益不動産開発の実績を示しています。前期の売却は、PMO2棟を含む3物件に留まりましたが、これらの売却益が貢献し、営業利益では40億円まで伸びてまいりました。
右側の今期予想については、売上高で1,080億円、前期比で151億円の増収、営業利益で290億円、45億円の増益を見込んでいます。これは主に、前期と比べ、PMOをはじめとするREITへの物件売却が大幅に増加すること、及び浜松町ビルの埋め戻し効果を見込んでいること等によります。